世界遺産、高野山。
前々から行ってみたい場所のひとつでした。
以前友人家族と和歌山に遊びに行ったときにも、時間があれば・・・と思っていましたが
念願叶わず、今回チュッチュ両親と一緒に行ってきました!
天空の聖地と呼ばれる高野山。
今年は開創1200年の記念年です。
標高約1,000m前後の山々に作られたその都市は広く、半日で全てを巡ることは難しいので、
まずは弘法大師が今なお瞑想を続けるとされる、「奥之院」へ。
弘法大師がいらっしゃるとされる御廟までの参道両側には、
何百年と経た老杉がスっと天まで伸び、何ともいえずひんやりとした清らかな空気が辺りを包みます。
背筋を伸ばして息を大きく吸い込み歩きます。
その道のりには、20万基もの供養塔が立ち並びます。
歴史上の人物の墓碑も多く、
豊臣秀吉、
織田信長、
さらに明智光秀、上杉謙信、武田信玄など100を超える戦国武将の供養塔があるようです。
ではいざ、弘法大師がいらっしゃる御廟へ。
ここからは撮影禁止。
この橋の手前で服装を正し手を合わせ、清らかな気持ちで霊領に足を踏み入れなければなりません。
御廟の地下の燈籠堂の最奥まで行き、弘法大師に近づき同じ目線でお参りもさせていただける
祭壇にも行き、なんとも有難い気持ちになりました。
そして金剛峯寺へ。
内部に続くこの紐で、お大師さまと縁を結ぶことができるそうです。
さらに壇場伽藍へ。
初の高野山巡りはここまで。
今回、とてもお天気と気候に恵まれました。
紅葉もすでに始まっていてとてもキレイでした。
散策したり、高野豆腐もいただきました。
お父さんに解説してもらいながら、色々と勉強できました。
ずっと行きたかった高野山、やっと行けて良かったです。
・・・・ただやっぱり宗教についても分からないことが多く、
奈良の実家に帰ってから、お母さんがビデオに撮っておいてくれた高野山の番組で復習しました。
とても分かりやすく解説されていて、
あーこれ見てから行きたかった!
真言密教に深い信仰心はありませんでしたが、
空海の考えやその言葉には心に響くものがあります。
1200年前であっても現世であっても人間の心の内部は、
そう変わらないものがあるのだと感じます。
また近いうちにもう一度訪れてみたいと思いました。