昨日の定休日、台風が過ぎ天気予報もかなり良かったので、
早朝から張り切ってキャンプに出かけました。
目的地は丹波篠山。
途中、直売所で野菜を買いキャンプ場に到着しました。
気温が低くて寒かったけど、青空も出ていてお天気もまずまずでした。
ちょっと風が強めだな~と思っていましたが、キャンプ地に着いた途端なかなかの風が吹いてきました。
とりあえずテントを張りはじめましたが、進めていくうちに風が強くなってきて、
もはや台風状態。
最終的にポールが完全に折れてテント破損・・・
おお・・・最悪だ・・・
バキバキに折れたポールたちを見てボー然とするわたしたち。
これどーすんねん・・・
せっかく使用料も払ってるからごはんだけでも食べようかと思ったけど、
あまりの暴風にそれどころではありません。
結局事情を話してキャンセルさせてもらい、使用料も払い戻してもらえました。
キャンプ場を出ると風はそれほど強くありません。
多分ですが、山に囲まれていてキャンプ場自体が谷のようになっているので
地形的に風の力が倍増されてしまうのかなと思いました。
キャンプはキャンセル、テントは壊れる、お腹は減っている。
なかなかのダメージをくらいましたが、せっかく色々準備してきたしお天気自体は悪くないので
「別のキャンプ地を探してキャンプ飯だけ楽しもうか」ということになりました。
車で30分ほどいったところにあるキャンプ場について受付をしようとした直前、
なんと雨が降り出しました!
それでもってここへきてまた風が強くなってきました。
かなりの悪天候、そして寒い~
天気予報を見ると木枯らし1号が発表されたとのこと。
こ、これは無理だ。
涙をのんで諦めることにしました。
せめてどこかで美味しいランチでも食べようと思って、三田牛の岩盤焼きのお店に行こうとしましたが、
ラストオーダーに間に合わず。
・・・・あかん、ダメージが大きい。
しょぼんとしてしまいましたが、チュッチュが美味しいパン屋さんを見つけてくれていて
せめてそこへ寄って帰ろうということになりました。
道中、丹波の田舎道。
篠山を走っているとこういう風景に癒されます。
一見お天気は良いようですが、風は強いし急に曇って雨が降りだしたり
ころころと天気は変わっていました。
山道の中にあるパン工房、のら。
元工場をリフォームした店内には手作りの窯が。
買ったパンは、窯で温めてもらって食べることができます。
インテリアにもセンスを感じるステキな内装でした。
天然酵母のパンは、表面はサクっとしていて中ももっちもち。
チュッチュはキーマカレーのパンを、わたしはオリーブとチェリートマト、バジルのパンをいただきました。
めちゃくちゃ美味しい!
珈琲も手挽きで丁寧に入れて下さるこだわりでした。
ゆったりと流れる時間にキャンプで荒んだ心がス―っと癒されていきました。
同時に店内にいた常連らしき方が俳句マンという名で活動されているアーティストの方で、
店を出る際に、その場で詠んだ俳句をプレゼントしていただきました。
五、七、五。お見事。
外でたまにゴーゴーと風が吹いている音が聞こえる中、美味しい窯焼きのパンをいただく。
そんな空間を思い出す句でした。
その後、三田の大好きな雑貨店、Barn Shelfへ。
ステキなものがいっぱい!ここでもまたわたしの心は回復していきました。
三田は風も雨もなく穏やかな気候でした。
あの篠山の天気は何だったんだ・・・と思いたくなるような快晴。
兵庫にいた友人によると、同じ兵庫でも神戸も気持ちの良い気候だったようで
大阪もまた良いお天気だったようでした。
キャンプ初心者がぶち当たった初めてのしょんぼりな思い出。
でも自然で遊ぶということはこういうことなんだと、良い勉強になりました。
デイキャンプの予定なだけ全然マシだったでしょう。
壊れたテント、早く修理に出そうっと。